【レビュー】Udemy「Rではじめる統計基礎講座」は統計とRの入門にオススメ
本記事では「Rで統計分析できるようになりたい。けど、コードとかよくわからないし、本を読んでもいまいち理解できない。Udemyでeラーニングが良さそうだけど、実際のところどうなんだろ?メリットとデメリットを知りたいなぁ」という疑問にお答えします。
- 「Rではじめる統計基礎講座」はマジでおすすめ【レビュー】
- 「Rではじめる統計基礎講座」のメリットとデメリット
- 「Rではじめる統計基礎講座」で学ぶ前の質問【疑問解決!】
- 「Rではじめる統計基礎講座」をはじめる手順【とても簡単】
この記事を書いているぼくは、Rで統計分析を独学しており、Udemyでeラーニングも活用しています。
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「Rではじめる統計基礎講座」はマジでおすすめ【レビュー】
結論は「Rではじめる統計基礎講座」による学びに大満足です。
講師の略歴は以下の通りで、解説がめちゃわかりやすいです。
寺田清昭
ディジタル信号処理、音響工学、通信工学
建築学・音響工学を学び、2006年博士号(工学)を取得。医療機器メーカーにて音響工学、ディジタル信号処理の知識を活かし、基礎研究及び新製品開発に従事。主に、コンピュータシミュレーション・DSPプログラミングなどを担当。現在は大人の学びばSoraotoにてセミナー・講座の講師を担当。また工学系大学にてディジタル通信の非常勤講師を行っている。
専門知識: ディジタル信号処理、音響工学、通信工学、音響心理、統計学
言語: C++, Java, アセンブラ, MATLAB, R
本コースで学習できる内容は以下の通りです。
- 準備編
- 記述統計編
- 推測統計編
- 相関・回帰編
「Rではじめる統計基礎講座」のレクチャー数は32ありまして、総計6時間のeラーニングコースです。
動画は再生速度を速めることができるので、個人的には1.5倍速ぐらいで聞くと効率よく学べました。
「Rではじめる統計基礎講座」の特徴は、Rの使い方を解説しているだけでなく、統計の基本的知識からかなり丁寧に解説しているところにあります。
つまり、「Rではじめる統計基礎講座」で学べば、Rと統計の基礎を同時に理解できるわけです。
初学者にとってはRも統計もハードルを高く感じやすく、独学はわりとしんどいです。
そう考えると、両者を平易にしかも深く学べる「Rではじめる統計基礎講座」のコスパはかなりよいです。
準備編
準備編では1時間7分ほどかけて、Rの基本操作について学びます。
Rの基本操作は書籍でも最初に学びますけど、文章を読んでいるだけではイメージしにくいものです。
動画で学ぶとRの基本操作を直観的に理解できます。
最初の使い方でつまずいていた人にはありがたい内容だと思います。
- この講座について
- R言語について
- Rの使い方その1 〜操作の概要〜
- Rの使い方その2 〜配列と関数〜
- Rの使い方その3 〜グラフについて〜
- Rの使い方その4 〜データの入出力〜
- Rの使い方その5 〜その他の項目〜
記述統計編
記述統計編では1時間30分ほどかけて、データの要約の仕方を学び、確率分布の中でも特に重要な正規分布について学習していきます。
初学者は分散、標準偏差の説明って文章で読むと理解しづらいです。
けど、動画だと単純な数式からわかりやすく解説してもらえるし、アニメーションで強調したりできるので理解しやすいです。
「記述統計って何の意味があるの?」というレベルで躓いている人は、記述統計編で基礎から学ぶとRに加えて統計の基礎知識も理解できてお得です。
- ヒストグラム
- 平均値
- 分散・標準偏差
- 標準化
- 正規分布1・2
- 練習問題1・2
推測統計編
推測統計編では1時間55分ほどかけて、データ解析のキモである推定と検定を学んでいきます。
初学者は母集団と標本の関係とか、推定と検定の理解ってわかりにくいものです。
実例を示しながらかなり丁寧に解説してくれるので、直観的に理解しやすかったです。
近年、ベイズ統計が流行っていますけど、このあたりの理解はとても重要なのでしっかり学ぶとよいです。
- 母集団と標本
- 推定1 〜点推定とサンプリング〜
- 推定2 〜1サンプルの区間推定〜
- 推定3 〜母平均の区間推定〜
- 推定4 〜区間推定とサンプル数〜
- 検定1
- 推定・検定まとめ
- 練習問題1・2
相関・回帰編
相関・回帰編では1時間35分ほどかけて、相関分析と回帰分析を学んでいきます。
特に相関係数の注意点と説明変数の選び方は重要なところですが、めちゃ理解しやすかったです。
データ解析の結果からむちゃな推論しないためにも、ここらは特に繰り返し必聴です。
もちろん、他のところもわからなければ繰り返し視聴しなきゃなんだけどね。
- 散布図
- 相関係数1 〜相関係数〜
- 相関係数2 〜相関係数の注意点〜
- 回帰分析1 〜線形回帰分析〜
- 回帰分析2 〜重回帰分析〜
- 回帰分析3 〜説明変数の選び方〜
- 練習問題1・2
「Rではじめる統計基礎講座」のメリットとデメリット
続いて、メリットとデメリットです。
「Rではじめる統計基礎講座」のメリット
- 講義はとてもわかりやすい
- 知識と実践をつなげることができる
- 30日間返金保証あり
講義はとてもわかりやすい
講義内容はめちゃくちゃわかりやすいです。
過去にRで挫折した人、統計学に苦手意識がある人でも理解できるはずです。
書籍を読んでも理解できなかった人はぜひチャレンジすべしです。
知識と実践をつなげることができる
講義は「統計の基礎知識→Rで実装」という構成です。
なので、どうしたらRで統計を実行できるのかを理解できます。
本を読んでもRで統計解析を実施できなかった人でも対応できると思います。
30日間返金保証あり
動画で学んだ後に「やっぱ自分には難しすぎる」となれば、30日間の返金保証があります。
なので、さくっとはじめてあわなければ30日以内にやめれば、まったく損しません。
動画では深い知識を平易に解説しているので、「やっぱ自分には難しすぎる」とはならないと思いますが、30日間返金保証ありは安心です。
「Rではじめる統計基礎講座」のデメリット
- スライド資料がダウンロードできない
スライド資料がダウンロードできない
デメリットは強いて言えば、動画で使用しているスライド資料をダウンロードできないことです。
なので、資料を印刷して動画を視聴しながらポイントを書き込んで、、、という使い方はできないです。
逆に言えば、それ以外は特にデメリットなしです。
「Rではじめる統計基礎講座」で学ぶ前の質問【疑問解決!】
「Rではじめる統計基礎講座」をはじめるにあたって感じる疑問は以下の通り。
- パソコンでしか学べないの?
- 動画を視聴して理解できないことがあったらどうしたらいいの?
- 動画であつかっていないデータ解析技法はどうしたらいいの?
パソコンでしか学べないの?
結論はスマートフォンでもタブレットでも学べます。
ただし、Rを実行するにはパソコンが必要です。
なので、講義はスマートフォン、タブレットで視聴し、Rで実行するときはパソコンを併用するというやり方が効率的です。
動画を視聴して理解できないことがあったらどうしたらいいの?
動画を視聴しても理解できないことがあれば、Q&Aコーナーがあるので講師に質問したらよいです。
Q&Aコーナーを見たところ、回答も丁寧で理解しやすいです。
本は著者に質問しにくいので、この仕組みは秀逸です。
動画であつかっていないデータ解析技法はどうしたらいいの?
動画では統計の超重要な基礎を学べます。
動画であつかっていないデータ解析技法はその延長で理解できます。
基礎は「Rではじめる統計基礎講座」で学び、それ以外はその都度書籍やwebで学ぶとよいです。
「Rではじめる統計基礎講座」をはじめる手順【とても簡単】
「Rではじめる統計基礎講座」をはじめる手順はめちゃ簡単です。
- Udemyのサイトにアクセスする
- カートに移動をクリックする
- 登録またはログインして購入する
まじこれだけです。
step1:Udemyのサイトにアクセスする
まずは「Rではじめる統計基礎講座」にアクセスします。
step2:カートに移動をクリックする
次に「カートに移動」をクリックします。
step3:登録またはログインして購入する
後は新規登録またはログインして購入するのみです。
まとめ
本記事では「Rで統計分析できるようになりたい。けど、コードとかよくわからないし、本を読んでもいまいち理解できない。Udemyでeラーニングが良さそうだけど、実際のところどうなんだろ?メリットとデメリットを知りたいなぁ」という疑問にお答えしました。
オススメは「Rではじめる統計基礎講座」でして、これで学習できる内容は以下の通りです。
- 準備編
- 記述統計編
- 推測統計編
- 相関・回帰編
以下は、Rに関連する記事になります。