【多読不要】研究法を包括的に学べるおすすめ本【厳選1冊+1】
本記事では「研究法の全体像を勉強したいです。どんな本なら研究法を包括的に学べますか。おすすめの本があれば教えてください」という疑問にお答えします
- 研究法の全体像を理解したい
- さまざまな研究法を理解したい
研究法を包括的に学べるおすすめ本【厳選1冊】
研究法と一言であらわしても、その内実は極めて多様です。
- 文献研究
- 理論研究
- 基礎実験
- 量的研究
- 質的研究
- 混合研究
- 事例研究
- 尺度研究 など
上記はそれぞれデータ分析の方法があるし、結果の解釈の仕方も異なります。
また、研究法の学習では哲学、倫理など研究基礎論に加えて研究論文の書き方も理解する必要があります。
そうした観点を踏まえると、研究法の概論的教科書として以下の1冊が超おすすめできます。
多読不要です。
現代の医学的研究方法
この本は研究法を包括的に理解したい人にとっては必読書であると考えています。
現代の医学的研究方法
この本はめちゃ良いですよ。
哲学、倫理、エビデンスに根ざした実践、文献研究、質的研究、量的研究、混合研究、データ分析と結果の解釈、研究論文の書き方など詳細に網羅しています。
質的研究で扱っている方法は以下の通り。
- 個人インタビュー
- フォーカスグループインタビュー
- ナラティブエンクワイアリー
- エスノグラフィー
- グラウンデッド・セオリー
- 現象学
- 臨床データマイニング
- 観察的方法 など
量的研究で扱っている方法は以下の通り。
- 尺度研究
- 単一事例実験デザイン
- 質問紙調査
- 記述疫学
- 分析疫学(観察研究)
- 臨床試験 など
その他、哲学、倫理、エビデンスに根ざした実践、文献研究、混合研究、データ分析と結果の解釈、研究論文の書き方などかなり詳しく網羅的に論じていますので、この本を丁寧に読解したら研究法の概要は理解できます。
研究法を包括的に学べるおすすめ本【+1】
ただし、上記の本は理論研究についてまったく論じていません。
また、さまざまな研究法を活用する統一的方法についても明確に論じていません。
なので、初学者は「いろいろ詳しくわかるけども、結局のところ、私は何をどう使ったらよいのだろう??」と疑問に思う可能性があります。
そういう人は「これから研究をはじめる実践家のために」という電子書籍を一緒に読むとよいです。
この電子書籍では以下の内容を扱っており、特にあらゆる研究で使える原理を明示している点に特徴があります。
【目次】
1.本記事の目的
2.研究って何だろう?
3.研究もできる実践家になろう!
4.研究が認められる職場環境を作ろう!
5.あらゆる研究で使える原理
6.各研究法の概要と選び方
1)文献研究
2)理論研究
3)事例報告
4)質的研究
5)量的研究(観察研究、介入研究)
6)様々な研究法の統合(混合研究、尺度研究)
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8.購入者向けの質問コーナー
9.文献
あらゆる研究で使える原理が理解できると、「私は何をどう使ったらよいのだろう??」という疑問を解消できます。
また、実際の研究法の選択で迷ったら、購入者向けの質問コーナーで質問することができます。
こういう仕組みを実装した本はあまりないので、上記の書籍とあわせてこれも読むとよいです。
まとめ:研究法を包括的に学べるおすすめ本
本記事では「研究法の全体像を勉強したいです。どんな本なら研究法を包括的に学べますか。おすすめの本があれば教えてください」という疑問にお答えしました。
本記事で紹介したのは以下の通り。
- 現代の医学的研究方法