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【人生は有限】やりたいことやるには時間の無駄を削るしかない

京極真
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本記事では「やるべきことが多すぎて、やりたいことをする時間がありません。どうしたらいいですか」という疑問にお答えします

人生は有限なのでやりたいことやるには時間の無駄を削るしかない

結論から言うと、やるべきことが多すぎて、やりたいことができないならば、時間の無駄を削るしかないです。

それによって、使える時間が増えるので、それをやりたいことに回せば良いです。

時間の無駄の主な例としては以下の通り。

具体例:
  • その①:他人に対する批判
  • その②:将来に対する心配
  • その③:過去に対する後悔
  • その④:行動をともなわない計画
  • その⑤:興味ない活動への参加

その①:他人に対する批判

他人に対する批判は多くの場合で無駄です。

理由は、批判で物事が良くなることはまずないからです。

批判とは物事の善悪を判断し、正すよう指摘することですが、そもそも善悪の判断は目的と状況によって変わるので、自分にとっての正義は他者にとっての悪ということはわりと普通に起こりえます。

ほんとうに悪いと思うことがあるなら、日本は法治国家なのでしかるべき手続きで戦ったら良いんです。

個人で批判の声を上げても、ぶっちゃけ恨まれるだけで不毛です。

批判しても物事が良くなることはないですけど、理に適っていないことは自然淘汰圧で勝手に消滅していくから心配無用です。

なので基本的に、自分の人生に関係しない他人に対しては無関心で良いです。

その②:将来に対する心配

将来に対する心配も多くの場合で無駄です。

理由は、将来をあれこれ心配しても、ほとんど実現することはないからです。

明日の天気だって当てられないんだから、将来の心配事なんていくら予想してもほぼハズレるものです。

ほんとうに心配なことがあるならば、心配しているよりも行動すべしです。

行動せずに心配しているのは、しんどいだけで何もよいことないです。

ただ、マクロな予測はだいたい当たるので、日本のように高齢化×人口減で将来が暗い社会で暮らしている人は備えすべしです。

もちろん、それだって心配しているよりも行動あるのみですけどね。

その③:過去に対する後悔

過去に対する後悔もたいてい無駄です。

理由は、後悔しても物事が好転することはまずないからです。

そもそも、あらゆる後悔は目的と状況によって規定されるものでして、どんなに後悔することがあっても視点が変われば教訓になったりするわけです。

で、どの視点が妥当なのかは、それこそよくわからない。

なので、視点をしばって過去から後悔を引き出しても、それがまともなのかどうかもよくわからないわけです。

そういうよくわからないことにこだわっていても、現在や未来が好転することはほぼほぼ期待できないです。

なので、後悔するぐらいだったら、視点を変えてそこから教訓を引き出した方がなんぼかましです。

その④:行動をともなわない計画

行動をともなわない計画も無駄ですね。

理由は、計画ってそもそも行動するために立てるのであって、ただ計画しているだけでしたら冬眠しているのとほぼ変わらないからです。

もちろん、旅行の計画を立てるときとかは、計画を立てることそれ自体が楽しいです。

なので、計画立案にもわりと意味があると感じるかもしれません。

だけどもそれも、後ほど旅行に行くから計画を立てること自体が楽しく感じられるわけです。

旅行に行かないのに旅行の計画を立てるってほぼ罰ゲームですよね。

なので、行動をともなわない計画を立てる時間は無駄だと言えるわけです。

その⑤:興味ない活動への参加

興味をもてない活動への参加も時間の無駄です。

理由は、「興味がない=意味ない」という構図が成立するので、まさにキング・オブ・無駄だと言えるからです。

例えば、嫌いな先輩との飲み会、自分がいてもいなくても成り立つ会議、同僚の愚痴を聞くだけの井戸端会議などは、興味をもてる人が少ないでしょうから時間の無駄になりやすいです。

そういうと、生きていくうえでは興味ない活動への参加も必要だと思う人がいるかもしれません。

確かにそれはその通りなんですが、でもやっぱりそれも程度問題かなぁと思っています。

無駄も必要だからといって興味ない活動ばかりやっていたら、やりたいことやる前に鬼籍の人になってしまっているかもしれないじゃないですか。

なので時間の無駄を排除したいなら、極力、興味のない活動への参加は回避すべしです。

時間の無駄を削いだら、有意義なことに没頭しよう

以上述べた時間の無駄を排除したら、確保できた時間で有意義なことに没頭しましょう。

有意義なことに没頭する=自分の人生に集中する」です。

自分の人生に集中するポイントは以下の通り。

  • その①:難易度高めの目標を決める
  • その②:鬼作業し続ける
  • その③:成果をふり返る

その①:難易度高めの目標を決める

まずは、今の自分にとって達成が難しそうな目標を設定しましょう。

すぐに達成できる目標は終わりも早いので、自分の人生に集中する状態を創りにくいです。

なので、難易度は高めがおすすめ。

また目標は、自分にとって興味や価値があればあるほど良いです。

その②:鬼作業し続ける

難易度高めの目標を決めたら、後は鬼作業です。

つまり、目標を達成するために、ひたすら作業し続ける。

目標を決めるときはモチベーションが必要です。

けど、鬼作業するときはモチベーションよりも習慣化が重要です。

習慣化するコツは以下の動画で解説しているのでぜひご覧になってください。

その③:成果をふり返る

鬼作業を習慣化してしばらくしたら、目標にどの程度近づくことができたかをふり返るべしです。

現在の自分に対して難易度高めの目標を設定しているので、鬼作業しても簡単には達成できないものです。

なので、ときどき成果をふり返って、どの程度達成できているのかを把握しましょう。

そして、少しでもよい仕方で鬼作業できるよう改善し、再び鬼作業していけばよいです。

まとめ:人生は有限なのでやりたいことやるには時間の無駄を削るしかない

本記事では「やるべきことが多すぎて、やりたいことをする時間がありません。どうしたらいいですか」という疑問にお答えしました。

結論を言うと、時間の無駄を削るべしです。

具体例:
  • その①:他人に対する批判
  • その②:将来に対する心配
  • その③:過去に対する後悔
  • その④:行動をともなわない計画
  • その⑤:興味ない活動への参加

著者紹介
京極 真
京極 真
Ph.D.、OT
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授(役職:人間科学部長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長、他)。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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