【実録】話が通じない人の特徴・原因・対処法【具体例あり】
本記事では「会社に話が通じない人がいて困っています。話しあってもなぜか話が通じません。どうしたらいいですか」という疑問にお答えします
- 話が通じない人の特徴
- 話が通じない人に考えられる原因
- 話が通じない人への対処法
- よくある疑問:話が通じない人が多数派だったらどうしたらいいですか?
また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。
お困りの方は以下の記事を参考にしてください。
話が通じない人の特徴
話が通じない人の特徴
特徴は以下の通り。
- 突然、関係ない話題を話しはじめる(例:悩み相談しているのに、突然まったく関係ない笑い話をしはじめる。しかも面白くない)
- 基本的に言葉をとらえ違える(例:「ありがとう」と言われると「罠にはめようとしている」と勘違いする)
- 急な予定変更に対応しない(例:会議の日が変わると「約束しましたよね!?」と怒る)
- お願いすると敵意を向ける(例:担当者にルーチンワークをふると「こういう仕事はしない」といきなり拒絶する)
- 真偽不明の情報を事実と思い込む(例:ネットでみた嘘か本当かわからない情報を真実だと確信し仕事で押しつけてくる)
- 極端に自己中心的である(例:仕事なのにちょっと気にくわないことがあると「やりたくない」といってやらない)
- 根も葉もない噂をたてる(例:事実無根なのにちょろまかしたと言いはじめる) など
こんな感じで、何らかの診断がついているわけではないけども、一定数の方々は独特な世界内に存在していらっしゃるので本格的に話が通じません。
その通じなさは圧倒的でして、何度説明しても、丁寧に話しても、わかりやすく伝えてもかみあわないです。
よくある疑問:真剣に話せばわかるでしょ?
真剣に話せばわかるでしょ?
とはいえ、本格的に話が通じない事態を味わったことがないと「真剣に話せばわかるでしょ?」と疑問に思う人がいます。
確かに、平均的なズレならそれも可能です。
けど、本格的に話が通じないと難しいです。
あるメンバーが「時代のせいだ!」と言いだし、他のメンバーが「いまそれいってもしょうがないのでは?」といっても「時代のせい」の一点張りで話が進みませんでした。
場が煮詰まったので、別の日に改めて話しあうことになったのですが、結局「時代のせい」だとか「某国の陰謀」などという話にもっていかれて、これと言った反省がまとまることなくうやむやに流れていきました。
こんな感じで、本格的に話が通じないと、コミュニケーションが成り立たないので、真剣に話しても平行線のまま経過しがちです。
話が通じない人に考えられる原因
話が通じない人に考えられる主な原因は以下の通り。
- その①:語彙力が著しく乏しい
- その②:世界観が根本的に異なる
- その③:状況と目的がほとんど共有できていない
もしかしたら診断がついていないだけで、何かしら心身機能に問題があるかもしれないケースはありますが、それについては本記事の範疇を越えるのでここでは触れません。
その①:語彙力が著しく乏しい
語彙力が圧倒的に乏しいと、話しが通じない人になりえます。
語彙力とは意味を理解したうえで使える言葉でして、これが圧倒的に乏しいと相手の言っていることが理解できないので、コミュニケーションがまったく成り立たないです。
悩み相談で使用する言葉の意味を理解できていない可能性があります。
結果として、相手が悩んでいる、苦しんでいる、、、といったことがわからず、ぜんぜん関係ない話をしてしまっている、、、こともあります。
意味を理解したうえで使える言葉の数が少ないと、そういうことはわりと起こりえます。
こんな感じで、語彙力が著しく乏しいために話が通じない人になってしまっている可能性ありです。
その②:世界観が根本的に異なる
語彙力が平均的でも、世界観が圧倒的に異なると話が通じない人になることがあります。
ぼくらはそれぞれ異なる世界観の中で生きておりまして、それが異なりすぎると時空をともにしていてもぜんぜん違う次元で存在していることになるので、話してもわかりあえない、、、という事態が起こりえるのです。
善意は悪意の発露という強烈な体験の積み重ねが背後にあって、人に感謝されると裏の意図を考えてしまう、、、のかもしれません。
それでも柔軟に訂正ができればよいのですが、話が通じないと思われる人は自説を曲げることができないので、世界観の違いが火種になりかねないのです。
ぼくらは自らの体験を通して世界観を作るので、ひどく逸脱した体験を重ねると根本的に異なる世界観が形成され、上手く折りあいがつかず話が通じない、、、という事態を生むことがあります。
このように、世界観が根本から異なっていると、「話が通じない人だ、、、」と感じるような関係性が構築されることがあります。
その③:状況と目的がほとんど共有できていない
状況と目的がほとんど共有できていないと、話が通じない人になりえます。
状況と目的の共有はコミュニケーションを成立させる共通基盤だからです。
関係者のあいだで「どんな状況で、どういう目的だからルーチンワークをわりふったのか」を共有できていないから、「無理やり押しつけらた、、、」という印象を与えてしまい、いきなり拒絶するかのような態度を引き出した可能性があります。
状況と目的が共有できていれば、意味を理解できるのでそういう態度にでにくいからです。
こんな感じで、状況と目的がほとんど共有できていないと、「話が通じない人だなぁ、、、」という印象を引き起こすことありです。
話が通じない人への対処法
話が通じない人への主な対処法は以下の通り。
- その①:メンタルコントロール
- その②:言葉をすりあわせる
- その③:わかりあえないを前提にする
- その④:状況と目的を共有する
以下で説明します。
その①:メンタルコントロール
まずはメンタルコントロールすべしです。
メンタルコントロールができないと、ストレスで判断力がにぶるので、対処しようとしてもできないからです。
メンタルコントロールのコツは以下の通りです。
- 瞑想する
- 運動する
- 前向きにとらえる
以上を実践すれば、メンタルコントロールできる可能性は高まります。
詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひどうぞ。
その②:言葉をすりあわせる
メンタルコントロールしつつ、語彙力の不足を補っていくべしです。
話が通じない人=語彙力が圧倒的に乏しい、、、という可能性ありだからです。
「どういう意味で受け取りました??」と確認したらOK。
ぼくの経験上、話が通じない、、、と感じる人は、こちらが想定していなかったような意味で受け取っていたりします。
意味のズレがわかれば、互いに理解を確認しながらすりあわせていけばよいです。
こんな感じで、語彙力の問題をカバーしながらコミュニケーションしていきましょう。
その③:わかりあえないを前提にする
メンタルコントロールしつつ、「わかりあえない」を前提にコミュニケーションすべしです。
話が通じない人=世界観が根本的に異なる、、、という可能性ありなので、「わかりあえる」を前提にすると消耗するため、「わからりあえない」という前提のもとでだましだましやりとりする必要があるからです。
理解はできないけどもそういう人もいるのね、、、と承認すればOK。
これを理解しようとすると、意味不明すぎてまともな方から消耗します。
なので、理解不能だけども、そういうことする人もいるんやなぁ、、、と思うだけでよいです。
こんな感じで、本格的に話が通じない、、、というときは、わかりあえないを前提にしましょう。
その④:状況と目的を共有する
メンタルコントロールしつつ、状況と目的を共有すべしです。
状況と目的の共有はコミュニケーションの基盤になるからです。
どういう状況で事実を感じたんだろうか、、、とか、どういう意図(目的)が背景にあるから事実と確信しちゃったのか、、、を共有していけばOK。
それらがわかるだけでも、「よーわからんけど、そう感じちゃったんだね、、、」と承認することはできるからです。
それができるだけでも、無駄に消耗する事態は避けられます。
こんな感じで、本格的に話が通じないときは、状況と目的の共有からはじめたらOKです。
よくある疑問:話が通じない人が多数派だったらどうしたらいいですか?
話が通じない人が多数派だったらどうしたらいいですか?
結論をいうと、可能ならば環境を変えましょう。
そんな状態が長く続くと、こっちもおかしくなってくるし、ヘタしたらストレスで体調を壊すからです。
たまに、話が通じない人に囲まれて仕事をしている、、、という方がいらっしゃいます。
そうした場合、上述の対処法でどうにかしようとしてもうまくいかないことありです。
なので、そういうときは、人生の無駄づかいにならないためにも、できることなら環境を変えるべしです。
どうしても環境を変えられないときは、上述の対処法でだましだましやりましょうね。
まとめ:話が通じない人の特徴・原因・対処法
今回は以上となります。
何らかの診断がついているわけではないけども、世の中には一定の割合で真剣に話が通じない人っています。
今回は、そういう人にであって困っている、、、という前提で記事を書きました。
しかし、もしかしたら、自身が「話が通じない人、、、」と思われている可能性もあります。
なので、お互いに自戒を込めておきましょうね。