作業療法士に必要なスキルは3つです【+αのスキルも解説】
本記事では「作業療法士に必要なスキルを知りたい。作業療法士にはどんなスキルが必要なんだろう?また+αで必要なスキルがあれば教えてほしい」という疑問にお答えします
- 作業療法士としてスキルアップしたい
- +αで身につけるとお得なスキルを知りたい
作業療法士に必要なスキルは3つです
結論は以下の3つです。
- その①:臨床力
- その②:教育力
- その③:研究力
以下、スキルの学習方法もあわせて解説します。
なお、自ら行動しないとスキルの獲得は無理です。
なので、先延ばしにしてもまったく意味がないですから、少しでも「スキルを高めたい、、、」という気持ちがあるなら今すぐ行動しましょう。
その①:臨床力
作業療法士に必要な第一のスキルは「臨床力」です。
作業療法士は対象者を支援してなんぼなんで、もっとも必要なのは臨床力だからです。
一番いい学習方法は、ハイレベルな会社に就職して学ぶです。
会社からは嫌がられるかもですけど、自分が成長したら会社にも貢献できるので、まったく問題ないかと思っています。
いい経営者はその辺のことも理解しつつ求人だしていると思うし。
なので、会社=お金を貰いながらスキルを学習できるところ、という認識でOK。
具体的にお話しすると、いい会社に務めたら、自分よりも1、2歩先を進んでいる先輩を見つけて、まずは思考、行動を素直にまねるといいです。
もちろん、盲信は駄目ですけども、自分よりも少し前をいっている人を参考にすると成果を出しやすいです。
効率よくやるには「まねる→内省する」のパスが重要でして、優れた先輩をまねつつ自分の日々の臨床をよく振り返って検討し、少しずつでもいいから改善を重ねていきましょう。
その②:教育力
作業療法士に必要な第二のスキルは「教育力」です。
作業療法士でいる限りは、病院・施設で働いていても学生教育に関わらないといけません。
また、後輩指導、患者教育などなど、さまざまな局面で教育を実施する機会に恵まれています。
そもそも作業療法でいう作業は教育哲学の概念ですし。
教育力のいい学習方法は、主に以下の通りかと。
- 教育系の大学&大学院で教育学を学ぶ
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成施設教員等講習会で学ぶ
- 書籍で独学する
作業療法士は臨床力のトレーニングを受けていますが、教育力のトレーニングは受けずに働いています。
なので、教育力を高めるためには、教育系の大学&大学院で教育学を学ぶという方法があります。
また、医療研修推進財団が理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成施設教員等講習会を開催しているので、そこでみっちり教育法を学ぶのもありです。
書籍で独学するというのもありです。
独学のコツは「読書する→行動する」でして、読んだら必ず実践に落とし込むと効率よく独学できます。
教え方を学べるおすすめ本は以下ですので、教育力を高めるためにぜひお読みいただければと思います。
その③:研究力
作業療法士に必要な第三のスキルは「研究力」です。
研究できる作業療法士とできない作業療法士を比べたら、研究できる作業療法士の方が新しい知識と技術を生みだせるぶん市場価値が高いからです。
研究力が高くなる主なメリットは以下の通りです。
- 未来の対象者を支援できる
- 新知識・新技術を開発できる
- 作業療法業界の質が高まる
- キャリアアップになる など
こんな感じで研究力の高さは、臨床力、教育力にはないメリットをもたらします。
作業療法士が研究力を高める方法は、大きく言うと2つあります。
- 独学する
- 大学院に進学する
独学したい人はまず、研究本を片っ端から読みまくる必要ありです。
そして、読書後は興味ある方法から実際に行動に移すべしです。
読書する→行動する→改善する、、、の連続でちょっとずつスキルアップ可能です。
もっと効率良く研究力を高めたい人は大学院への進学をオススメします。
大学院に進学するメリットは、指導教員がメンターになるだけでなく、志を同じくする仲間とともに切磋琢磨できるところにあります。
これは独学では絶対にえられないメリットです。
大学院に興味がある、、、という思いが少しでもあるなら、今日から行動しないと明日には忘れていつもの日常です。
なので、まずは気軽に情報収集からはじめるべしです。
作業療法士が身につけるといい+αのスキル
作業療法士に必要な3つのスキルを解説しましたが、さらに+αで身につけるといい+αのスキルも深掘りしておきます。
こちらのスキルも行動しなければ獲得できないです。
行動するタイミングは「興味あるかも、、、」と思った瞬間なので、もし今少しでも刺激を受けるようならぜひ行動してみてください。
+αのスキルは2つ
結論をいうと、以下の2つです。
ぼくがいま全力で取り組んでいるテーマでもあります。
作業療法士にぜんぜん関係ない、、、と感じるかもですが、大いに関係しています。
この2つができると、作業療法士の臨床力・教育力・研究力にレバレッジを効かせることができるからです。
Webマーケティング
Webマーケティングはインターネットを活用したマーケティングです。
具体的には、検索エンジン最適化(SEO、Search Engine Optimization)を学んでいけばOK。
学び方は2つあります。
独学するなら以下の書籍がおすすめです。
ただ昨今、SEOの変化が激しくて、独学はちょっと難易度が高いかなぁと思っています。
オンラインスクールならTechAcademyのWebマーケティングコースがいいです。
独学 or オンラインスクールのいずれにしても、Webマーケティングやるなら自サイトは必須です。
まずは自分のブログを作ってみるべきです。
ブログは無料と有料がありますが、圧倒的におすすめはwordpressで作成する有料ブログです。
その理由とブログの作り方は以下の記事でまとめています。
Webライティング
WebライティングはWebに最適化された執筆法です。
研究論文に最適化された執筆法にパラグラフライティングがあります。
ぼくは「パラグラフライティング→Webライティング」という順で学んできましたが、両者はかなり趣が異なっています。
Webライティングの学び方は「独学する→実践する」しかないです。
独学は以下の書籍でやればOKです。
この本は質が高いうえに、マンガ形式なのですぐに勘所をつかめる良書です。
実践は作成した自分のブログで書いていけばOK。
Webライティングができると副業もできるようになります。
副業による収入増は、本業で収入増するよりも税金面で有利なことがあります。
Webライティングを学びつつ、副業もはじめようか、、、という人はランサーズやクラウドワークスを活用したらいいです。
とはいえ、まずはブログで実践するところからはじめましょう。
まとめ:作業療法士に必要なスキルは3つです
本記事では「作業療法士に必要なスキルを知りたい。作業療法士にはどんなスキルが必要なんだろう?また+αで必要なスキルがあれば教えてほしい」という疑問にお答えしました。
いずれにせよ、自ら勉強しないとスキルの獲得は無理なので、先延ばしにしてもまったく意味なしです。
勉強するベストタイミングは「思いたったその瞬間」なので、少しでも「スキルを高めたい、、、」という気持ちがあるなら今すぐ行動しましょう。