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毎日イライラする人は知っておくべき!イライラの正体とは?

京極真
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本記事では「毎日どうしてもイライラしてしている気持ちが落ち着きません。どうしてですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • イライラしている
  • イライラした気持ちが続いている
  • ストレスが溜まっている

毎日イライラする人は知っておくべき!イライラの正体とは?

結論から言うと、毎日イライラしてしまうのは心が疲れているからです。

それはどうしてか?

心の疲れの有無

心が疲れていない時:「そうなんだ〜」「へぇ〜」と聞き流せる

心が疲れている時:聞き流すことが出来ない、更にイライラする

イライラするような時に、スッと聞き流そうと思ったら軸がしっかりしていないとダメです。

ですが、軸がぶれるようなことが起こっているときは、聞き流すことができなくなってイライラしてしやすくなってしまいます。

ややこしいことに、心がイライラしやすくなっていると、イライラしていることに対してもイライラしてしまうということが起こってしまいます。

怒っている自分に対して、また興奮してイライラしてしまう、悪循環に入ってしまうんです。

そんなイライラの正体は、心が疲れてしまっているということに関係しています。

毎日イライラしてしまう時の対策

では、毎日イライラしてしまう時にはどうすればいいのか?

結論を言うと、熱中できる作業を見つけることです。

毎日イライラしてしまう人には、共通する問題があります。

それは何かというと、熱中できる作業が日々の生活にないという問題です。

熱中できる作業があると、どうなるのか?

疑問

熱中できる作業があると、どうなるのか?

具体例:熱中できる作業がある場合
  • 心が疲れにくく安定する→聞き流せる
  • 充実した時間を過ごせる→他人の言動にイライラするのは勿体無い

熱中できる作業があると、心が疲れにくいので、他人のイライラする言動も聞き流すことが出来「これやろう!」と作業に専念することに多くの時間を費やしていけるようになります。

つまり、毎日のイライラ対策には、没頭できる作業を見つけて、それにしっかり取り組むということをやっていけばいいと考えます。

【毎日のイライラ対策】熱中できる作業の見つけ方

じゃあ、熱中できる作業の見つけ方とは?

熱中できる作業を見つけるためには、以下の2つのことをやりましょう。

熱中できる作業の見つけ方
  • 実際にやる
  • 自分の持っている技能と、やりたい活動の難易度を、すり合わす

基本的には、自分の興味があるものや、価値があることに着目をして、実際にやることです。

そして、自分の持っている技能と取り組みたい活動の難易度をすり 合わせることが、大事になってきます。

具体例:技能のすり合わせ
  • 自分が持っているスキルよりも実際にやる作業の難易度が高すぎる:不安
  • 自分が持っているスキルのレベルよりも作業の難易度が簡単すぎる:退屈

作業の難易度が高すぎたり、低すぎたりすると、没頭できないんですね。

そのためには、自分の持っているスキルと作業の難易度をうまくすり合わせて、ギリギリできるかできないかぐらいのものに挑戦するということが大切です。

熱中できる作業を見つけた人というのは、ゾーンに入っていき集中しやすいというのがあります。

それを、専門用語でフローって呼んだりする。

フローとは

普通の楽しい状態に比べて、更に強く満たされた感覚がやってくる

興味があることや価値がある作業を、自分の力でやり遂げれるかギリギリのレベルの難易度で取り組んでいく。

そうすることでゾーンに入り、ちょっとしたことでイライラして心が疲れるということが起こりにくくなります。

【毎日のイライラ対策】興味のある活動がはっきりしない人の対策

興味がある活動や、あるいは、価値を見いだしているのが作業がはっきりしない人ってやっぱりいると思うんですよね。

そういう場合どうしたらいいか?

具体例:興味ある活動がはっきりしない人の場合
  • 「自分の興味と、価値がある作業ってなんだろう?」と振り返る
  • 色々試して自分にフィットする作業を探す

自分を振り返ってみましょう。

そして、実際に行っていろいろ試してみましょう。

いろんなことをちっちゃくチャレンジしていくことで、自分の感覚にフィットするような作業に出会っていく回数を増やすんですね。

色々試して回数を増やしていくと、自分にフィットする作業と出会う確率っていうのがあがってきます。

フィットする作業が見つかるとこんな感覚でわかります。

具体例:フィットした作業が見つかる場合
  • 時間が早くすぎる
  • やっていても苦にならず楽しい

こんな感覚を自分の中で感じることが出来たら、今度ぐっと深堀りしていきましょう。

そうやって、自分が興味を感じたり価値を見出してする作業が一体何なのか分からない人は、ちっちゃく挑戦をしていって、何回もいろいろ試して行くということをやってみましょう。

うまくいけば、ゾーンに入ってフロー体験ができるかもしれません。

つまり、疲れにくい心になっていき、イライラしにくい状態を作れるかなというふうに考えます。

【不健全なイライラor健康的なイライラ】心が疲れている、イライラの見分け方

どんな、イライラも心の疲れている証拠になるのかというと、実はそれは違います。

僕もイライラすることがあります。

誰だって人間なんで、イライラすることはあると思います。

不健全なイライラと健康的なイライラの見分け方

尾をひくか、ひかへんか

「俺もイライラするし、やばいのかな?」なんて思う人は、チェック項目として、切り替えができるかどうかということをチェックしてください。

僕は、イライラしても割とすぐ気分が切り替わる方です。

あんなに怒ってたのに、5分後にはもうケロッとしてる。

そんな感じのイライラは、健康的なものになります。

問題となるイライラは、イライラする気持ちが次のイライラを生み出したり、また更にイライラが続いていくような状態のことです。

イライラの連鎖が起こるような状態は、心が疲れている一つのサインだと思います。

健康的なイライラなのか、不健康なイライラなのか見極めて、不健康なイライラになっているときは、没頭できる作業を見つけて、それにしっかり熱中する時間を過ごす。

そして、明日からまた前向きに頑張っていくということを心がけてもらえればいいのかなと思います。

まとめ:毎日イライラする人は知っておくべき!イライラの正体とは?

本記事では「毎日どうしてもイライラしてしている気持ちが落ち着きません。どうしてですか?」という疑問にお答えしました。

結論から言うと、毎日イライラしてしまうのは、心が疲れているからです。

心が疲れていない時には、聞き流すことができるんですよね。

では、イライラが続かないようにするにはどうすればいいのかというと、熱中できる作業を見つけることです。

色々試してみて、自分の苦にならない作業を見つけると、イライラに向かう気持ちが勿体無いと思えるようになります。

ですが、全てのイライラが悪いのかというとそうではありません。

イライラしても、すぐに機嫌が戻ってしまうようなものは気にしなくてもいいんです。

そうではなく、イライラがずっと続いてイライラがどんどん増大してしまうような時には、熱中できる作業を見つけて、イライラした時間ではなく時間を過ごせるように心がけることが大事になってきます。

人生は1回しかないし、過ぎ去った時間と言うのは戻ってこないし、死んでからもう一度やり直すなんて出来ません。

まあそういうことを考えていたら、イライラすることに時間を費やすのは、時間の無駄ですよね。

没頭できる作業を見つけて、楽しい時間を過ごす方がいいとは思いませんか?

著者紹介
京極 真
京極 真
Ph.D.、OT
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授(役職:人間科学部長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長、他)。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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