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対立を知覚しやすい人はどんな人?

京極真
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本記事では、「トラブルや揉め事を感じやすい人はどんな人ですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 過度に不安になりやすい人
  • 周りの人よりも不安が強い人

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。他のことでもお困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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対立を知覚しやすい人はどんな人?

結論:不安が強い人はそうでない人に比べて、対立を感じやすい傾向がある

不安が強い人というのは、対立に対しての閾値が低いです。

閾値とは

感覚や反応が引き出される刺激の強度のこと

対立に対しての閾値の違いにより、感じ方が変わってきます。

意見の食い違い

人それぞれ世界観が違う→大なり小なり意見が違う

人は意見が違う中で生きています。

ですが、閾値の低い人は、揉め事と感じてしまう頻度が高くなってしまいます。

具体例:意見の食い違いを見た場合
  • Aさん:単なる意見の食い違いなだけと感じる
  • Bさん:すごくもめているように感じる

閾値が低い人は、どうしてもフラストレーションがたまりやすく、ストレスにさらされることが多く、疲弊してしまう傾向が高いです。

対立や揉め事が多いと感じる場合のポイント

ポイント:自分は不安が強いタイプかもとという視点を持つ

対立や揉め事が多いと感じるタイプ

自分はもしかしたら不安を感じやすいタイプなのかもしれないという視点を持っておく

もし仮に、あなたが不安に感じやすいタイプであったら、現実よりも過剰にトラブルを受け取ってしまって、自分を必要以上に追い込んでしまっている可能性もあります。

不安に感じやすいタイプ
  • ちょっと何かが起こる→揉めてるように感じてしまう
  • ちょっとした出来事→すごく心配になる
  • 意見の食い違い→すごく気になってしまう

自分が不安が強いタイプなのかもしれないという視点を持つことで、現実よりも過剰に揉め事として捉えてしまう傾向にあることに気づくことができます。

冷静に今の現状を見れるようになるためにも、自分がどのような傾向にあるのか知ることは大事です。

まとめ:対立を知覚しやすい人はどんな人?

本記事では、「トラブルや揉め事を感じやすい人はどんな人ですか?」という疑問にお答えしました。

結論:不安が強い人はそうでない人に比べて、対立を感じやすい傾向がある

不安が強い人は、現実よりも過剰に揉め事として捉えてしまう傾向があります。

人よりもトラブルや揉め事を感じやすい人は、自分は不安が強いタイプなのかもという視点を持ちましょう。

その視点を持ち、現実を冷静に振り返ると、トラブルや揉め事ではなく、ただの意見の食い違いだったということもあるかもしれませんよ!

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著者紹介
京極 真
京極 真
Ph.D.、OT
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授(役職:人間科学部長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長、他)。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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