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読書に途中で飽きる時の対策

京極真
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本記事では「本があまり好きではないので、途中まで読むと飽きてしまい、最後まで読めません。どうすればいいですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 本が好きじゃない
  • 読書に途中で飽きてしまう
  • 最後まで読まないといけない本がある

読書に途中で飽きる時の対策

結論から言ってしまうと、途中で飽きてしまう本はそれでいいです。

途中で飽きてしまう本というのは、自分にとっては必要のない本だからです。

僕は、本を読むのが好きです。

ですが、そんな僕でも、読書に途中で飽きてしまう時はあります。

買った時には「これは面白白そう!」と思い買ってくるですが、実際に読み始めると、最初の数ページで飽きてしまう。

そんな時には、僕はそのまま本棚に片付けます。

具体例:本に飽きてしまった場合
  • 途中まで読んで終わる
  • 途中読まずに、興味あるところだけ読んで終わる

本好きだからといって、すべての本を最初から最後まで読んでるのかというと、全然そんなことはありません。

途中で飽きてしまう本は、それでいいです。

【読書に途中で飽きる時】買った本は失敗なの?

その本を買ってしまったことは失敗なのか?

疑問

その本を買ってしまったことは失敗なの?

それも、そんなことないです。

関心の持続

関心と欲望に左右される

つまり、その時の自分にとってみれば、興味が持続しなかったため、最後まで読み通せなかったというだけの話です。

だからといって困ることは特になく、今の自分にとってみれば、その本は最後までワクワクしながら読めるような本ではなかった。

ただ、それだけの話になります。

時間が経過すると面白くなることもある!

面白くなくて途中で飽きてしまった本でも、、、。

時間を置いて、最後まで読んでみたらめっちゃ面白いと感じることってあります。

買った時に読んでも飽きてしまったからといって、別に損したわけではないです。

5年〜10年後に、もう一度その本と再会し読み始めたら、その時の自分にとっては、目からウロコの連続で、グーッと中に入ってくると感じることだってあるんですよね。

【読まなければいけない課題本】途中で読むのを飽きてしまう場合の対策

興味ないけど最後まで読み通さないといけない課題本の場合

最後まで読まないといけない本の場合は、そのままでいいというわけにはいかないですよね。

具体例:書評を依頼された場合

書評っていうのは、もともと自分が興味あって読む本ではないでので、読み始めたら面白くないということもある。

途中でやめていいかというと、これは仕事だから最後まで読まなければいけない。

どうしても最後まで読まないといけない本については、どうすればいいのか?

疑問

どうしても最後まで読まないといけない本については、どうすればいいの?

読まないといけない本
  • どうやってこの本を役立たせるのか?
  • どうやってこの本をアウトプットにつなげるのか?

どうしても読まないといけない本は、上記の観点から読んでいくようにしましょう。

【書評の場合】具体的対策

例えば書評だったりすると、その本のいいところを引き出してあげる必要があります。

アウトプットに繋げるポイント
  • 書いてる著者ですら気付いてないような本の良さ
  • 読者が読むときに、こういう利点があることがわかった上で読めば、本の魅力が増すポイント

何もない状態では読みたくない、興味のわかない本でも、アウトプットにつなげていくという観点から読んでいけば、最後まで踏ん張れて読めます。

研究の場合の対策

研究も書評と同じことが言えます。

自分の研究テーマに関連する代表的な書籍があります。

大事だってわかってるんだけど、あまりにも難しすぎて興味が持続しなくて挫折しそう。

そんな時に、自分が論文を書く時や、自分がこの領域に関して何か本を書く時を仮定して、この本をどう活かすかというポイントで読んでいきます。

アウトプットに繋げるポイント
  • この本の一番良いところは何?
  • この本の限界って一体どうだろう?
  • 自分だったらそれをどう表現するだろうか?

そうすると、強い興味、関心を持って読んでいくし、最終的には自分の作品としてする消化しなきゃいけないから、どんなにつまらないなくても一生懸命読んでいくことができます。

まとめ:読書に途中で飽きる時の対策

本記事では「本があまり好きではないので、途中まで読むと飽きてしまって最後まで読めません。どうすればいいですか?」という疑問にお答えしました。

普通に読むときというのは、課題として課せられているわけではないので、読み始めてつまんないなと思ったらやめればいい。

その本は、あなたにとって必要のない本です。

ですが、どうしても仕事上読まないといけない場合はどうするのか?

読まないといけない本
  • どうやってこの本を役立たせるのか?
  • どうやってこの本をアウトプットにつなげるのか?

それは、アウトプットを念頭に読んでいくということを意識されたらいいかなっていうふうに思います。

ポイントに注目して読むことで、最後まで読むことができます。

また、難しい本の読書でお困りの方は以下の記事でコツを紹介しています。合わせてどうぞ!

著者紹介
京極 真
京極 真
Ph.D.、OT
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授(役職:人間科学部長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長、他)。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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