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煩わしい人間関係から距離をとれない人は、人生を損している件

京極真
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京極真
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本記事では「できれば避けたい人がいますが、これまでの関係からして難しいです。どうしたらよいですか」という疑問にお答えします

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。

お困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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煩わしい人間関係から距離をとれない人は、人生を損している件

人生を損したくないなら、煩わしい人間関係から距離をとればよい

結論をいうと、煩わしい人間関係から距離をとれない人は、人生を損しています。

理由は、時間=生の浪費だからです。

できれば避けたい人とやり取りしたら、そのぶん時間を使います。

時間=生命です。

「できれば避けたい」「でも、これまでの関係的に無理ゲー」って思いながら時間を過ごすのは、時間=生命の浪費です。

これは明らかに人生の損失です。

なので、人生を損したくないなら、煩わしい人間関係から距離をとるしかないです。

お互いに別の人生を頑張ればよいだけ

感情って伝染するので、あなたが「この人まじで煩わしい、、、」って感じていると、相手もそう感じている可能性ありです。

つまり、お互いに「マジうぜー」と思いながら、惰性にしばられて人生を損しているかもしれないわけです。

だったら、お互いそれぞれ独立した人格なんですから、極力かかわらないようにして、自分の人生を頑張ればよいんです。

「自分の人生を生きる=相手への優しさ」となる可能性だってあるわけです。

煩わしいと感じながら時間=生を浪費するよりも、なんぼか良いじゃないですか。

補足:これまでの関係は維持すべきか

すると「そうは言っても、これまでの関係があるのに無理」という方がいます。

そう感じることは、完全にその通りです。

けど、そこにも問題があって、それは首尾一貫性にこだわりすぎている、ということです。

ぼくたち人間は首尾一貫したいという欲望があるので、いったん関係を構築したらそれを維持したいと思っちゃいます。

けど、首尾一貫性へのこだわりって仮想現実でして、そこに存在論的根拠はないので気にしなくてもよいです。

人間関係を煩わしいものにする人には2種類ある

以下の通りです。

  • その①:コントロールしたい人
  • その②:感情調整できない人

順に解説します。

その①:コントロールしたい人

自分の思い通りに、あなたを支配したい人ですね。

具体例

巧妙に選択肢を絞っていって、あなたの行動を制御していき、思い通りにならないと怒るタイプ

人間関係が煩わしくなるときは、こういう人と出会っていることが多いです。

実質的な選択の自由がないので「できれば避けたい」と思っても、できないですからまじ辛いです。

心にグサッとくる言葉で支配してくるので逃れられないんです。

その②:感情調整できない人

ちょっとしたことで怒ったり、泣いたりする人です。

具体例

仲良く話していたかと思えば急にキレたり、昨日まで楽しく話していたのに泣きながら連絡があったりするタイプ

感情は伝染するのでこういう人との関係に巻き込まれると、こちらのメンタルもどんどん削がれていきます。

正常な判断が難しくなるので、「できれば避けたい」と思っているのに避けられなくなります。

感情の嵐に巻き込まれて、じっと立ちすくんでいる状態ですね。

結局、距離をとるのが一番

こうやってみてみると、やっぱり煩わしい人間関係からは距離をとるしかないと思いませんか。

もちろん、支配される人生が好きな人や、感情調整できない人に振りまわせる人生が好きな人は別ですよ。

けど、人間関係が煩わしいから「できれば避けたい」と思っているなら、首尾一貫性にこだわっているよりも、さくっと距離をとった方がいいですよ。

じくじく悩んでいるうちに、鬼籍の人になってしまうかもしれないんですから。

まとめ:煩わしい人間関係から距離をとれない人は、人生を損している件

というわけで、まとめに入りますけども、煩わしい人間関係から距離をとれない人は、人生を損していると思います。

時間は有限ですから、「できれば避けたい」と思ったら、さくっと避けたらよいです。

人生は多様性があってもよいですが、自分が煩わしく生きると望んでいないなら、やらない方がよいです。

その代わりに、自分の人生に集中していきましょう。

自分がやりたいことに圧倒的に時間を費やせば、そのうち煩わしい人間関係も消失しますって。

著者紹介
京極 真
京極 真
Ph.D.、OT
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授(役職:人間科学部長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長、他)。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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