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夜中に不安で目が覚める理由と対処法

京極真
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本記事では「突然、不安感にさいなまれて、夜中に目が覚めることがあります。どうしたらよいですか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 不安で夜中に目が覚めることがある
  • 夜中に不安で目覚める理由を知りたい
  • 夜中に不安で目覚めたときの対処法を教えてほしい

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。

お困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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夜中に不安で目が覚める理由

夜中に不安で目が覚めるのは辛い

ぼくもたまに経験することがありますけども、夜中に不安で目が覚めるのは辛いですね。

不安で目が覚めると、その後なかなか寝つけないものです。

また、仮に寝つけたとしても、浅い眠りにとどまりがちです。

睡眠の質が悪いと身体にも良くないですから、夜中に不安で目が覚める問題は精神的にも身体的にもダメージがある問題です。

ストレス反応

夜中に不安で目が覚める理由はストレスです。

例えば、仕事の失敗が気になっていたり、良くない出来事に遭遇していたりして、日中いろいろストレスを感じることがあるとします。

日中はその緊張感を無意識に押し込めて、どうにか乗り越えることができたとしても、寝ているときに意識にのぼってきて急に不安に襲われて目が覚めるわけです。

夜中に不安で目が覚めるときは、ストレスが溜まっているわけです。

悪循環

夜中に不安で目が覚めると、今度は意識レベルでいろいろ考えてしまいます。

すると、あれこれ気になりはじめて不安感が膨れ上がります。

また、不安で目が覚めると、よく寝れないことも心配になって、さらに不安になりがちでます。

夜中に不安で目が覚めると悪循環に陥りやすいわけです。

夜中に不安で目が覚めるときにやってはいけないこと

他方、夜中に不安で目が覚めるときにやってはいけないこともあります。

  • その①:ゲーム
  • その②:SNS

その①:ゲーム

夜中に不安で目が覚めて、気を紛らわすためにゲームすると、興奮してかえって眠れなくなります。

「翌日休みならよいのでは?」と思うこともありかもです。

けど、夜中に目が覚めて朝までゲームすると、日中に昼寝してしまいその日の夜もまた目が覚める、という悪循環に陥りがちです。

夜中に不安で目が覚めたら、ゲームではなくリラックスできる作業に取り組みましょう。

その②:SNS

不安で夜中に目が覚めると、ついTwitter、YouTubeなどのSNSを見たくなります。

けど、それやっちゃうと数時間あっという間に経ってしまい、朝まで寝れないということも起こりがちです。

すると、昼寝しちゃってまた夜に寝れないです。

SNSは覚醒効果があるので、夜中に不安で目が覚めてSNSやると余計に寝れなくなりますよ。

夜中に不安で目が覚めるときの対処

では何すれば良いか。

結論をいうと、夜中に不安で目が覚めるときの対処は以下の通りです。

  • その①:そのまま寝る
  • その②:起きる
  • その③:何か作業する
  • その④:医師などに相談する

その①:そのまま寝る

夜中に不安で目が覚めても、直ぐに気が紛れて眠れそうなら、そのまま寝ましょう。

気を紛らわすために、寝返りをうったり、枕の位置を変えてみるのもよいでしょう。

横に愛する人がいるならば、そっと手を握るのもよいかもしれません。

気が紛れて不安が広がっていかなければ、そのまま寝れるはずです。

その②:起きる

いったん目覚めて、体感的に30分以上たっても再入眠できなければ、思いきって起きると良いです。

翌日に仕事などがあると躊躇うかもしれません。

しかし、そのまま布団やベッドで横になっていても、不安が払拭されてぐっすり眠れることとはないです。

いったん起きて布団やベッドから出ると、多少なりともリラックスできるため、もしかしたらその後で寝れるかもしれません。

その③:何か作業する

起きるだけでリラックスできないならば、何か作業すると良いです。

リラックスするためにマインドフルネスに取り組んでもよいですし、思いきって軽めの筋トレをするのもありです。

また、読みたかった本を読んでもよいですし、何らかの課題に取り組んでもよいです。

何か作業すると気が紛れてリラックスできるので、しばらくすると眠気に襲われて再び寝れる可能性があります。

その④:医師などに相談する

夜中に不安で目が覚める事態が続くようならば、医師などの専門家に相談するとよいです。

ストレスで鬱になっているかもしれないですし、もしかしたら他の疾患が理由かもしれません。

自己流で対処するよりも、専門家に診てもらって必要な治療を行うのです。

それによって、夜中に突然、不安に襲われて目が覚めることなく、朝までぐっすり眠れるようになるでしょう。

夜中に不安で目が覚める人におすすめの本

夜中に不安で目が覚める人におすすめ本は以下の通りです。

おすすめ本
  • 読むだけで深~い眠りにつける10の話
  • ベッドにいてはいけない―不眠のあなたが変わる認知行動療法
  • 自分でできる「不眠」克服ワークブック:短期睡眠行動療法自習帳

いずれも必読書です。

読むだけで深~い眠りにつける10の話

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読むだけで眠くなる本です。

個体差ありですけど、いつの間にか眠くなりやすいです。

一度お試しあれ。

ベッドにいてはいけない―不眠のあなたが変わる認知行動療法

夜中に不安で目覚める人は睡眠の質を変えたいですよね。

本書は睡眠の質を変えるための不眠の認知行動療法を解説しています。

睡眠の質を変えるノウハウを学べるので一読の価値あり。

自分でできる「不眠」克服ワークブック:短期睡眠行動療法自習帳

不安で夜中に目覚めると辛いです。

こちらは書き込み式ワークブックでして、自分で睡眠の質を改善する本です。

不安で夜中に目覚める日々からおさらばしたい人は必読です。

夜中に不安で目が覚める人におすすめ過重ブランケット

おまけの話になりますが、2023年夏から過重ブランケットを愛用しています。

体重によっておすすめの重さは変わりますが、僕は7kgのものがちょうどいい感じです。

手で持つと重みを感じますが、布団として使ってみるとそれほど重いと思うこともなく、ちょうど良い重みに思います。

感じ方には個人差があると思いますが、僕は眠りが深くなったように感じていて買ってよかったです。

ぐっすり寝れないな・・という方は試してみるのもいいかもしれません。

どちらかというとひんやり感じるので、寒くなってきてからは羽毛布団の上に乗せています。

年中使えそうです。

まとめ:夜中に不安で目が覚める理由と対処法

本記事では「突然、不安感にさいなまれて、夜中に目が覚めることがあります。どうしたらよいですか」という疑問にお答えしました。

理由はストレスです。

そして対処は以下の通りです。

  • その①:そのまま寝る
  • その②:起きる
  • その③:何か作業する
  • その④:医師などに相談する

本記事が皆さんの睡眠の質の改善に役立ちますように。

著者紹介
京極 真
京極 真
Ph.D.、OT
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授(役職:人間科学部長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長、他)。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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